「お客様への成果と関係性を大切にするクラブづくり」
フィットネス業界はこれまでリーマンショックや東日本大震災などの逆風下でも、それに左右されることなく堅調に成長を続けてきましたが、2020年の新型コロナでは業界史のなかで最も大きなマイナス影響を受けました。しかしながら、お客様への提供価値が明確でお客様とのつながりが深い自社のクラブは会員数の減少も僅かでした。
コロナでの教訓は「お客様との接点を見直せ」とのメッセージだと捉え、今後も「お客様への成果と関係性を大切にするクラブづくり」を進めたいと思います。
トレーナーが価値創造の源泉私たちの会社ではトレーナーが価値創造の源泉だと位置づけています。「お客様への成果と関係性を大切にするクラブづくり」を具現化するにはトレーナーの存在が不可欠です。 昨今のスポーツジムではスタッフを配置しない無人クラブが増えたほか、スタッフがいてもアルバイトスタッフが大半です。これではお客様の個別ニーズに応えられないし、セルフモチベートされた方以外は続きません。日本でもフィットネスクラブの店舗数は増え続けているものの、フィットネスの参加人口が停滞しているのは先のような点にも原因があります。 だからこそ私たちは全店舗で正社員トレーナーを基本とした運営を行い、地域に必要とされるクラブづくりを進めていきたいと思っています。 |
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トレーナー自身が商品クラブにおけるトレーナーの役割は「お客さまのカラダをより良く変えること」、そして「健康習慣を伝導していくこと」にあります。そのためにはまずトレーナーが健康習慣を自ら体現している存在であるべきです。 トレーニングの実践はもちろんのこと、タバコを吸わないといった生活習慣も当然で、運動・栄養・休養の知識を備えたスタッフです。ここには従来のスポーツジムに対するアンチテーゼでもあります。 一般的なスポーツジムではジムに立っているのは、わずかな研修をしただけのアルバイトスタッフばかりです。当然のことながらマシンの使い方はご案内ができたとしても、「人間のカラダ」のことについては素人同然です。またスポーツジムを運営しているのに、トレーニングをしない、タバコを吸う、太っているなど、自分達が提供しているものと逆行する行為がまかり通っていて矛盾に満ちています。 現状の日本におけるフィットネスの参加率はたったの3~4%です。100人のうち96~97人は継続的な運動習慣を持たない状況にあります。他の先進諸国に目を向けてみるとアメリカは約20%、イギリスも10%以上です。この原因の一端は間違いなく提供者側の姿勢にあると思っています。私たちはお客さまに対して、そして自分達が推奨している健康習慣に対して、いつまでも誠実でありたいと考えています。 |
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トレーナーであると同時にビジネスパーソントレーナーは専門家であると同時に1人の仕事人としてのビジネスパーソンでもあります。だからこそ身体に関する専門知識だけではなく、ビジネス面での学びも大切です。毎週の会議を通じての収益管理、各種の営業施策等に関するKPIの確認も必ず実施をしています。 |
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お客様との関係を大切に私たちのクラブではトレーナーとお客様、お客様同士の関係性を大切にしており、クラブが皆にとって居心地の良いコミュニティとなることを望んでいます。トレーナーはお客様と人間的な関係のもとで長期にわたってサポートしていくことを意図しているほか、クラブでは単に身体を動かすためだけの場所に留まらず、定期的にイベントやセミナーを開きながら楽しみや学びの場としても機能しています。 |
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クラブオーナー様へ
私たちが目指しているのは「フィットネスクラブ運営のプロフェッショナル」です。運営クラブの業績が思わしくない、あるいは運営から手を引きたいといった企業様がありましたら、ぜひ当社にお声をかけてください。ホテル業界では既にマネジメントコントラクト(業務委託契約)によって「所有」と「運営」の分離が進んでいます。不動産オーナー様は物件を所有して利回りを得て、運営業務を受託した企業がオペレーションを行うことで効率的な経営をし、収益を分配する形でWIN×WINの関係を築いています。フィットネス業界においても、このような所有と運営の明確化が進むことでクラブを活性化することが出来ると考えています。所有クラブの運営委託を検討されている企業様はのフォームからお問合わせください。